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腰部脊柱管狭窄症とは

腰部脊柱管狭窄症の診断について

医者

腰部脊柱管狭窄症は、画像による検査で診断されます。まれにレントゲンだけでも分かることがありますが、現代ではMRIを用いた診断が行われています。体に金属などが入っていてMRIが取れない場合には、腰から造影剤を入れて検査するミエロCTという方法で診断することが可能です。しかしながら腰部脊柱管狭窄症の診断において最も重要なのは症状です。典型的な症状は間歇性跛行といい、歩いていたり背を伸ばして立っていると数分で腰や足が痛くなるという状態と、前かがみになったり座ると数分で改善するという状態を繰り返すことを言います。その他、腰部脊柱管狭窄症では常に足が痺れるといった症状がでたり、重篤になると、足に力が入りづらいとかトイレでしているのが分かりづらいといった症状がでたりします。

治療をどうするか

腰部脊柱管狭窄症と言われたらどうすれば良いでしょう。取り敢えず、症状を和らげる薬を使います。現在では非常に強力な飲み薬や貼り薬が存在します。症状があまりに強い場合にはコルセットを用います。水泳など、腰に負担のかからない運動や、腰痛体操もいいでしょう。その他、寝具を変える、重たいものを持たないようにするなどといった生活の工夫も効果があります。しかしそのようにしても症状が月単位で悪化していく、あるいは上記のように足の脱力やトイレの障害が出てきた場合には、手術を考慮します。手術は基本的には神経の通り道を広げるために神経を圧迫している黄色靭帯とそれを囲っている骨の一部を取り除く手術です。場合によって、内部に金属を入れる固定術を行います。手術をしても痺れや脱力は治りづらいのですが、間欠性跛行はだいたいの場合改善し、長距離を歩けるようになります。